お葬儀豆知識｜数珠の話｜うるま優交社

お客様の声

◆皆さんもおそらく個人で持っている仏具は何だと思いますか？それは日本の葬儀では必ず持参する「数珠」です。日本人であれば古くから親しみがあり、おそらくは最も身近な仏具である数珠ですが、その起源や意味、使い方などを意外と知らない方も多いのではないでしょうか。念珠（ねんじゅ）とよばれることもある数珠は、葬儀や法事において故人を供養するための重要な仏具です。  数珠はもともと、僧侶が念仏を唱えた回数を数えるための仏具でした。数珠は仏教における人間の煩悩の数である108個の珠で作られるのが基本です。かなりの長さになるため、珠の数が少ない数珠もあります。従来は108個を半分にした54個など108を割った数字でしたが、現在では108と関りのない数字の数珠も販売されています。 ◆数珠の持ち方は？あまり気にしたことがない方も多いかもしれませんね。数珠の正式な持ち方は、宗派によって異なりますが、ここでは、宗派に関係なく使える略式数珠の使い方を紹介します。  お葬式が始まったら、房を下にして数珠を左手に持ちます。焼香の直前にバッグやポケットから数珠を出すのはマナー違反だとされているので、注意が必要です。 手を合わせるときは、親指と人差し指の間に数珠をかけます。その際は数珠の輪を左手のみ、もしくは両手に通しましょう。以上、簡単ですが「数珠」についてでした。ちなみにグループや組織のリーダーを「親玉」と呼びますが、実は数珠の中で一番大きい玉が「親玉」と呼ばれることが由来だそうです。

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◆皆さんもおそらく個人で持っている仏具は何だと思いますか？それは日本の葬儀では必ず持参する「数珠」です。日本人であれば古くから親しみがあり、おそらくは最も身近な仏具である数珠ですが、その起源や意味、使い方などを意外と知らない方も多いのではないでしょうか。念珠（ねんじゅ）とよばれることもある数珠は、葬儀や法事において故人を供養するための重要な仏具です。  数珠はもともと、僧侶が念仏を唱えた回数を数えるための仏具でした。数珠は仏教における人間の煩悩の数である108個の珠で作られるのが基本です。かなりの長さになるため、珠の数が少ない数珠もあります。従来は108個を半分にした54個など108を割った数字でしたが、現在では108と関りのない数字の数珠も販売されています。 ◆数珠の持ち方は？あまり気にしたことがない方も多いかもしれませんね。数珠の正式な持ち方は、宗派によって異なりますが、ここでは、宗派に関係なく使える略式数珠の使い方を紹介します。  お葬式が始まったら、房を下にして数珠を左手に持ちます。焼香の直前にバッグやポケットから数珠を出すのはマナー違反だとされているので、注意が必要です。 手を合わせるときは、親指と人差し指の間に数珠をかけます。その際は数珠の輪を左手のみ、もしくは両手に通しましょう。以上、簡単ですが「数珠」についてでした。ちなみにグループや組織のリーダーを「親玉」と呼びますが、実は数珠の中で一番大きい玉が「親玉」と呼ばれることが由来だそうです。